この約2年間を思い返してみると様々な紆余曲折、多くの気持ちの浮き沈みがありました。
一時は人生終了したと思ったほどです。
私の通う大学は地元ではトップの国立大学でそんな大学に入学できた私は様々な夢や希望を膨らませながら日々を過ごしていました。
高校時代には想像すらしなかった多くの刺激が大学生活にはあり、それが良い刺激なこともあれば悪い刺激だったこともありました。
結局それら新しい刺激に耐えられず2年生の頃に鬱病で不登校に。
丁度採用されていたバイトは1時間でやめ、カードはリボ払いで利用可能額ギリギリ。
私は今までどちらかと言うと自分でなんとかやってこられた人間でした。
高校、大学受験はどちらも第一希望校に進学。部活や人間関係も充実していました。
そんな人間が
「本当に自分の力ではどうしようもなくなった時」
相当な負の感情がのしかかってきます。
「親には頼るまい」と意地を張るのをやめついに父親に電話をかけた時
電話の途中からひたすら泣くことしか出来なかったことは忘れもしません。
あの日からもう1年半程経ちます。
なんとかしてアルバイト以外の方法でお金を作ろうとして
ボートレースを統計分析して勝とうとしたり
エクセルで初歩的な自動売買をつくってみたり
そんなことを続けているうちに大学3年生手前という時期になっていました。
多くの時間を失い、単位も落としまくり、いよいよ
もう後がない
という状況になった時、生まれたのがディープラーニングを利用して相場予想をするAI自動売買機「SORE」でした。
当初は自動売買機を作ったものの投資に回す金がなく、その種銭を稼ごうとこの自動売買を販売してみました。
販売してみると予想を遥かに上回る数の注文がありました。
しかしその頃の「SORE」はプログラミング経験の少ない人間が作ったもの、様々な動作不良が報告され、日々その対応に追われていました。
当時ご購入してくださった方には大変な期待を寄せていただきながら、それに応えられないことがあり大変不快な思いをさせてしまいました。本当に申し訳ありませんでした。
しかしそれら不良を改善しようと取り組んでいるうちにプログラミングのスキルも向上。現行モデルの「M2」では当初とは比べ物にならない程の安定性を実現しました。
そういった取り組みのおかげでAI自動売買は多くの方に利用していただけるようになり、自分も車を買ったりうつ病から復帰できたりとしだいに生活に嬉しい出来事が多く見られるようになっていきました。
そんな日々が続いていましたが正直、つい最近まですごい苦しかったんです。
一人だったから
貴重な大学生活の時間をたかが女のことで無駄にし
おもいっきり挫折したあとおもいっきりひねくれて
周りの誰よりもすごいやつになってやろうとして
誰も頼れずただひたすら1人でツッパって
友達同士でバカやってる人たちを羨ましいな、なんて思ったり
そんな風にかっこつけてツッパって1人で生きているつもりでした。
でも今振り返ってみると全然そんなことはなくて
親戚は常に理解を示してくれて応援してくれていたし
俺が元気になったことを素直に喜んでくれる友達がいたり
急に車で遠くに行こうとか頭悪い誘いしてくれる人がいたり
慕ってくれる後輩がいたり好きになってくれる人がいたり
「お前はすごいやつなんだ!自身を持て!」ってすごい強く言ってくれる人がいたり
いつの間にか全然1人じゃなくなっていました。
それに気がつくとなんだかすごい泣きそうで
あぶねー、死ななくてよかったーなんて思ったりして
俺まだ全然楽しく生きれるじゃん、、、、
本当に感謝しています。
こんな私ですが、これからもよろしくお願いします。
当分は元気で生きている予定です笑
前の記事
次の記事